母の想い
時を大切に生きて
(7回目の命日に寄せて)

     

   
    妙子 
貴女が旅立って
7年の時が過ぎていきましたね
早 7年経ってしまったのですね
ついこの間の出来事のように思えてなりません

何時もは 毎日元気に過ごしている母さんですが
今日だけは切ない日を過ごしました
やっぱり会いたいね
無理なの分かっていても 会いたいね
今の妙子はどんなに成っているのでしょうか
妙子の友だちが結婚・出産の知らせを
聞くとあぁぁそんな歳なんだと…

貴女が旅立ったとき高校二年生17歳だった
嵩規が もうすぐ24歳になります
当たり前だけど7歳も歳を取った?
成長したというべきなのでしょう


今年も嵩規と一緒に参りをしましたよ
仕事が終わってから 帰ってきてくれました
貴女が旅立った午後10時30分に
毎年 嵩規は
この時間は母さんの側にいてくれます
母さん1人でこの時間はやっぱり嫌だから
父さんは1人でこの時間は部屋にいます


あのとき 高校生の嵩規は
何時も妙子 貴女を守ろうと 
貴女の側にいてくれましたよね
貴女の手を 何時も握ってくれていたのを
覚えていますか?

今は 貴女と同じように障害を持った
皆さんと共に過ごしています
仕事は 大変だけれどやりがいはあるって
言ってます
きっと貴女と過ごした日々があったからでしょう

今年も沢山のお花が届きました
何時までも貴女のことを覚えていてくれる
皆さんに
感謝の気持ちでいっぱいの母さんです

時が経つと言うことは忘れることも多くなる
絶対に忘れないと思っていたことも
忘れていくのに
覚えていてくださる人がいることに
感謝です


今年も暖かい日が続いています
雪が積もったら 雪だるまを作ろうと
思っていたのに無理な感じです
妙子と作った雪だるま
あの笑顔は絶対に忘れないからね


今年も妙子のHPに来てくださる皆さんに、
新しい出会いの時を今も頂いています
妙子のお陰で頂いた、人との出会いが
何よりの今の母さんの宝物です
皆さんから、元気な力を頂いています

そんな 出会いの中で
妙子の貴女の言葉を伝えてくれた人がいました
お母さんもっと自由に時を重ねて良いよと…
伝えてくれました


貴女と共に母さんは時を重ねている
ということを 
姿は見えなくても、貴女と生きている
そしてこれからも 生きていきます
貴女の想いを伝えていきます



どんなときも必要な時間です
良いときも悪いときも必要な時間
きっといろんな意味があると受け止めて
今の時は妙子に貰った時間です
今を時を大切に重ねていきたいと思っています

時を大切に妙子と共に生きていきたい
日々の時を過ごしていきたいと願っています


これからも 母さん
「笑顔で元気で頑張ります」(^_^)v


母より   2008.2.12