※哲学の基礎                 人間福祉学科 1年  T・Iさん

前回の授業で可児さんのお話を聞き風疹の怖さを知りました。
今まではただの流行病だから すぐ治る病気としてしか見ていなかったけれど自分だけではなく妊娠中の場合には胎児にとても影響するものでした。
可児さんがお話をしているときに何度も繰り返し言っていた「こうやって多くの人に呼びかけ、予防接種を受けてもらいたい、風疹で障害を負う子供が生まれないようにすること。それが妙子さんから残された宿題だから…」この言葉が心に残りました
 私はこの18年間で流行病をなにひとつとしてやっていません。だから可児さんのお話を聞き、とても怖くなりました。それに今の自分にはまだ関係のないことかもしれませんが、大人になった時に、自分がそういう障害を負う子の親にならなくても自分が風疹にかかって周りの人にうつすという可能性も有ることも知ったので私も予防接種を受けにいかなくてはいけないと思いました。
たった一回の予防接種を受けるか受けないかで赤ちゃんの一生を変えてしまうかもしれない…。可児さんが何度も何度も繰り返していていました。
私は、このお話を聞くことが出来て本当に良かったと思います。私自身ににも怒る事があるかもしれない問題でもあるし、親の大切さも改めて知りました
そして「手を握ると温かいから話をすることができる」という言葉は、普通に考えたら当たり前のことだけれど、可児さんのこの言葉を聞いた時なぜか胸がいっぱいになりました。
私も身近にいる兄弟や友達に、この話を伝えようと思いました


※哲学の基礎  可児さんのお話を聞いて  人間福祉学科 1年 J・Tさん

「風疹」…僕はこの病気のことを、お話を聞くまで知りませんでした。
しかし、可児さんのお話で僕の「風しん」に対する意識が変わりました。ウイルスに感染する女性が多いことにショックでした。産まれた子供が持つ、白内障や心臓病難聴という苦しい病気がある事に驚きました。妙子さんは三種類の病気を抱えてましたね。とても苦しかったと思う。お母さんをはじめ多くの人に見守られてとても幸せだったかもしれない。
ピーターパンのお話は僕も心を打たれました。ピーターパンに会えたときの妙子さんの喜びが頭の中で浮かびます。18年という短い人生だった…でも、この18年は
妙子さんにとって最高の人生だったにちがいない。ホームページを開設されたことは、天国にいる妙子さんも喜んでいると思うし、僕にとっても「風疹」について考えることの出来る、すばらしい活動だと思いました。
多くの方々が予防接種を受けることを呼びかけていることを知り、僕たちの回りにいる女性は耳を傾けるべきだと思う。僕は男だから関係ないという考えは持ってはいけなくて、女性と一緒に考えていくことが大切だと分かりました。
そして、もう一つ。可児さんが話された、親を大切にしよう!というお話にも心を打たれました。僕も反抗的になり親を大切にしなくてはいけない事に気が付きました。多くのことを教えてくださってとても嬉しかったです。可児さんのお話が聞けなかった友達にも広めていきます。可児さんも、これからもっともっと「風疹」についての知識のない若者に伝えていってほしいです。ありがとうございます。



                           人間福祉学科 1年  A・Kさん

 可児さんの話を聞いて、私はとても可児さんは、すごくて大きい人だと感じました。特に二つすごいと感じたことがあります。
 一つ目は娘さんを育てているときです。病気を持った娘を育てることは容易ではないと思います。他の子供と違う部分が有ると言うために、金銭的にも、精神的にも参ってしまうことがあったんだろうと思います。
もし私だったら、例え自分の子であっても、もしかして、ひょっとしたら育児を放棄してしまうかもしれません。しかし、可児さんは娘さんをとても愛していて、娘さんの為にすごく努力をしたんだと思います。最近は健康な子でも育児を放棄したり、虐待をする母親がいるなか本当に可児さんはすごいと思いました。
 二つ目は娘さんが亡くなってしまった後の行動です。私はまだ一度も大切な人を失ったことはないので、気持ちはよく分からないけれど、ずっと一緒にいた人が突然亡くなる事はきっと、とても悲しいことだと思います。
でも可児さんは、ホームページを立ち上げて、少しでも多くの人が、障害を持つたこを生まないように、今 呼びかけています。自分から行動することってなかなか難しい事だと思います

私は可児さんの話を聞いて、妊娠後のちょっとした「ま、いっか」という油断は決してしてはいけないと思いました。例え自分がよくても、子供の人生はその一瞬で決まってしまいます。私は可児さんの話を聞いてから、たばこを吸っている地元の友達に「やめた方が良いよ」と呼びかけました。私にはそういう些細なことしかできないけれど たばこや風疹も本人の体を悪くしてしまうので、友達にもどんどん呼びかけたいと思います。



※風疹の予防について             健康福祉学科 2年  H・Hさん
 
 最近、流行し始めたとされる、風疹に対しての認識が殆ど理解出来ておらず、又予防接種
の必要性がどれほどの危機を招くものであるかを知ることが出来ました。又 可児妙子さんへの思いやりと、障害者に対しての接し方も知ることが出来ました。
 今まで風疹は軽度の病気で、自分は予防接種を幼い頃に受けたことがあるため、無関係なことだと思っていました。しかし再感染して、それが二次・三次感染をして多くの人々に悪影響を与えてしまう可能性がある事を学ぶことが出来ました。
人との関わりを含む福祉の世界では尚更予防接種が必要になると思いました。世の中には自己責任や自己決定と言って自由な考えや行動を取る人もいますが、話の通り過程より結果に対しての考え方、行動が重要になると為、予防接種は過程において結果につながる大切な要因になると思いました。
 可児妙子さんが、障害者であるが故、健常者と同等の能力を有するには やはり限界があり、あくまでも一個性として人生を歩んで行くことが本人にとって大切な事であると思いました。障害者を健常者と同等の能力を持たせるのでなく、同等の個性を持たせるのでない その人の姿勢に合った、学習方法をと生活態度が福祉の世界にも共通していると思いました。



※可児さんの話をきいて          人間福祉学科 1年     S・Iさん

妊娠中に風疹にかかってしまうと、胎児に影響があるということをはじめて知りました。可児さんの娘の妙子さんのように、目・耳が不自由になって生まれてくるなんて、とても考えていませんでした。「一度もやってしまえば大丈夫」という認識しかしていなかったからです。
人の体とは思っていたよりも、全く違うものだと思いました。免疫がうすれてしまうなんて考えもしませんでした。なので、もし私が結婚を考える時になったら予防接種をうつことを前向きに考えたいです。
 しかし、もし妊娠中に風疹にかかってしまったら、とても悲しいと思いますが、私なら子供を堕ろすことを考えてしまうと思います。産むことが果たして良いことなのかなと思いました。
生まれてくる子供のことを考えると私にはきっと産むことは出来ないでしょう。周りの人にも迷惑をかけてしまうだろうとし、私自身その子育てにたえられるような精神力を持っていないからです。冷めた言い方かもしれませんが、障害がある子供が生まれてくる覚悟があっても産むことは出来ないです。お医者様がすすめるように堕してしまうことが妥当だと私は考えます。
 ですが、可児さんは18歳まで娘の妙子さんを育て、サポートしていったと聞きました。風疹が妊婦には危険な病気、油断にはいけないということを体験によって話してくださったりみなさん教えてくださって世間の方々にそういうことを広めるということはとても尊敬できることだと思いました。
しかし、どんな事情があろうとも妊娠中に風疹にかかってしまったのに、そのこを生むという可児さんの気持ちは理解に苦しむところが私にはありました。



※感染症 風疹                健康福祉学科 2年    N・Mさん

胎児にとって妊娠中の母親が風疹にかかることがこれほど恐ろしいことだというのはおそらく風しんにより胎児に影響をもたらした方だけだろうと思う。
実際、この話を聞くまで自分には知識がなかった。だが女性だけでなく男性も感染症にかからないようにまた移さないように気をつけなければならないと考えるようになった。今現在
自分はコンビニでアルバイトをしているが妊娠中の母親が平気で買い物に来る。はっきりと
どうなってるかわかっているにもかかわらずであるから腹が立つ。もしもを話せばきりが無いがたばこの害で奇形児が生まれたり、お年寄りが風を引けば亡くなることだってあることは周知の事実である。そのきっかけをもしかしたら自分が作ってるかもしれないと言う事を若いやつらは気づいてない。
全てに気をつけることは容易ではないが、風疹の予防接種をするように妊娠中はたばこを吸わない、風邪をひいたらマスクをするなどできることがある。そのきっかけをもしかしたら自分が作っているかもしれないと言うことを若い奴らは気づいていない。全てに気をつけることは容易でないかもしれないが、風疹の予防接種をするように妊娠中はタバコを吸わない
風邪を引いたらマスクをするなどとできることがあるならすべきだと思う
自分もタバコを吸っているので大きな事は言えないが、これだけは守ってやっている事がある。吸い殻のポイ捨てと妊婦の近くでタバコを吸わないことである。気をつるきがあるかどうかだと僕は考える。胎児のために予防接種する母親の気持ちにはよほど遠いが、後悔をすることは誰でもできることのである。むしろ後悔しないために何を避けて何をしなければならないかを考えていくことが大切であると考えるようになった。妊娠中の風疹の恐ろしさはまだまだ知られていないように思えるが、きつと娘さんの二の舞を増やさないように働きかけている可児さんによって知識が広まっていくことだろうと思うし、広がって欲しいと願う。
また自分にできる予防を見つ実践していきたい


※哲学の基礎                 健康福祉学科 2年 Y・Mさん

 率直な感想としては、風疹はやはり恐ろしいかった ということでした。風疹の恐ろしさについては知っていましたが、風疹は今の技術では治る物なので、そこまで驚異は有りませんでした。でも、可児さんの話を聞いて風疹はやはり恐ろしいと言うことが身にしみて分かりました。
 私が生まれたのは昭和59年です。西暦では1984年で、可児さんが「この年代は風疹の予防接種が一番されてない」と言っていた年です。私自身、多くの予防接種は受けてきました。インフルエンザに日本脳炎、おたふく風邪など。しかし、風疹の予防接種は受けたかどうかわかりません。多分受けていないと思います。
 話を聞いた後は、何言っても俺たちには関係ないよ と友人に話していました。が自宅に戻って一人になったとき、可児さんの話を思い返してみると、とても重要だと言うことに気が付きました。自分の愛した人との間にできた一つの命が、障害を持つか持たないかが決定されてしまうということです。これは風疹にかかっていたらの話ですが。しかし、風疹の予防接種を受けていないと言うことは、今 風疹にかかっても不思議とはいえないことです。
障害者への冒涜に聞こえるかもしれませんが、誰だって自分の子が障害を持って生まれたら嫌に決まっています。
 ですから、機械が有れば是非 風疹の予防接種を受けたいと思います 。数千円で まだ見ぬ自分の子供が障害を持って生まれてくる可能性を減らすことができるのですから



※風疹感染症について           人間福祉学科   1年 E・Mさん
私はこの授業を聞いて初めて風疹という病気を知りました。風疹とは、免疫のない女性が妊娠初期に感染すると、風疹ウイルスが胎児に入り、出生児に先天性風疹症候群(CRS)と総称される障害を引き起こすことがある。風疹のワクチン接種は、先天性風疹症候群の予防を第一の目的と考えている。風疹については感染症2001年29週に即出である。
私は手たいしたこと無いと最初は思いました。しかしこの話を聞いて本当に怖い病気だと言うことが分かりました。1979年〜1987年(昭和54〜62年)生まれの人の約半数は、風疹の予防接種をしていないらしい。これ以外の人は中学時代に予防接種をしているらしい、自分はこの生まれなのでやっていないことが分かりました。7000円くらいで予防接種がやれます。と言ってちょっと高いなぁーと思いましたが、よく考えると、たった7000円で命を守れると思うとかなり安いと思うし、もし自分のせいで子どもにまで感染してしまったらと思うと7000円という学はかなり安いと思った!!!

カニサンが妊娠初期に風疹にかかったために、難聴・白内障・心臓病と知的障害を抱えて生まれてきた長女妙子さんは亡くなた。この子はピーターパンに憧れていて、ディズニーランドで対面を果たした時の喜びを書いた他結婚や妊娠をしようとしている女性に風疹の予防接種を呼びかけている
私は風疹と言うことは全然知りませんでした。しかし、この話を聞いて、自分にも関係してくる話だと言うことが分かりました。可児さんの話を聞いてとても悲しい話で涙が出そうになりました。なぜこんなに大学に来てまで言うのか!!と言うことが最初は分かりませんでしたが、分かりました。この風疹は一週間ぐらいの風邪の症状しか有りませんが、女性の場合は風疹ウイルスが胎児に入りそこで子どもにまでウイルスが回る。男性の場合はウイルスが体の中に居るのにそのまま女性に胎児に入る。だから自分も絶対に予防接種をすると決めました。カニサンはとても凄い!!悩むのではなくこれからならないようにと考えて行動している事に感動しました。きっ可児さんはいろいろな人を助けて行くと思います!!
かにさんのおかげです。本当に有難うございました。

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